Our Process

樟脳の製法

本場薩摩樟脳のこと

天然樟脳はクスノキの幹や根、枝葉を切断し、蒸留してできる結晶です。白色半透明で、清涼感のある香りを持っています。
昭和になり化学合成樟脳の台頭によって衰退し、現在では国内の数箇所で製造されるのみとなりました。この天然樟脳の歴史と価値を未来につないでいこうと、樟脳製造創業の地である鹿児島県日置市東市来町美山で、朝鮮人陶工の子孫である沈壽官窯・十五代沈壽官を中心とした地元の有志たちが集まりました。そして、かつて鹿児島で作られていた天然樟脳を現代に復活させたものが「本場薩摩樟脳」です。

本場薩摩樟脳の製造工程の写真

Features

天然成分100%

天然成分100%の安全性で、衣替えの後の衣装ケースの衣類やクローゼットなどのほか、雛人形の保管などに安心してご使用いただけます。使用後も風にさらすことで香りは消え、市販の化学合成品入り防虫剤のようないやな香りは残りません。
お肌の弱い方や化学合成物質や添加物にアレルギーのある方にとっても安心していただけます。

サステナブルな製造方法

現在、伐採後も利用されずに山林に放置されたまま、または産業廃棄物として処分されていいるクスノキ。木材の資源全体を利用するサイクルや、資源の質を変えて商品化・再利用する流れをつくります。

ものづくりがひらく働き方

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Process

天然樟脳は、クスノキそのものが持つ香り成分を丁寧に抽出し、ゆっくりと結晶化させてつくられます。木を細かく砕き、蒸気で成分を引き出し、時間をかけて自然に結晶させる昔ながらの製法は、今も変わらず受け継がれているもの。人工的な香料を使わず、クスノキが持つ力だけで生まれる純粋な結晶は、澄んだ香りとやさしい安心感を届けてくれます。

原料となるクスノキの採取・粉砕

十分に育ったクスノキを選び、枝や幹を細かいチップ状に砕きます。ここで樟脳の香り成分「カンファー」が含まれる木質部分を効率よく取り出せる状態にします。

蒸留釜へ投入し加熱蒸留

粉砕した樟材を釜に入れ、蒸気でじっくり加熱。木の中に含まれる精油成分が蒸気とともに引き出され、上部の冷却層へと上がっていきます。

冷却して精油成分を凝縮

冷却槽で蒸気を冷ますことで、精油が液体へ戻ります。ここには樟脳(カンファー)や樟脳油など、樟由来の成分がすべて含まれています。

結晶化・樟脳の分離

冷えた精油を静置しておくと、樟脳がゆっくりと白い結晶として現れます。自然に晶出してくる部分を丁寧に取り分け、樟脳油などと分離します。

精製・乾燥・仕上げ

取り出した樟脳結晶を再度精製し、不純物を取り除きます。その後、乾燥させて純度を整え、製品として使える美しい樟脳(カンファー)に仕上げます。